伊東玄伯(読み)いとう げんぱく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東玄伯」の解説

伊東玄伯 いとう-げんぱく

1832-1898 幕末-明治時代の医師
天保(てんぽう)3年9月15日生まれ。伊東玄朴に師事し,その養子となる。長崎ポンペにまなび,文久2年と明治3年オランダに留学,眼科を研究し日本文字の試視力表を作成。典薬寮医師,宮内省大侍医,一等侍医などをつとめ,29年宮中顧問官となった。明治31年5月2日死去。67歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身本姓鈴木雅号は方成。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android