日本歴史地名大系 「伊草宿」の解説
伊草宿
いぐさしゆく
上伊草村の南、
田園簿によると田高四五一石余・畑高一五四石余、川越藩領と旗本酒井領の相給。ただし、この高には下伊草村の高も含まれていたと考えられる。元禄郷帳では井草宿村とみえ、高四二四石余、国立史料館本元禄郷帳では旗本大木領。その後、川越藩領となり、以後の領主の変遷は上伊草村に同じ。秋元家時代郷帳によると高は元禄郷帳と同高。ほかに一七七石余の検地出高があった。反別は田方五三町五反余・畑方二一町二反余。渡船二(うち馬船一)があった。用水は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報