デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤多羅」の解説 伊藤多羅 いとう-たら 1766-1822 江戸時代中期-後期の本草家,国学者。明和3年6月13日生まれ。越前(えちぜん)府中(福井県武生(たけふ)市)の薬種商。伯父の養子となり,父の生家の近江(おうみ)屋をつぎ,本草学をおさめる。のち国学にひかれ,本居宣長(もとおり-のりなが)の門人となった。文政5年7月19日死去。57歳。本姓は山田。通称は東四郎。別号に東白。著作に「万葉動植考」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例