会下山二本松古墳(読み)えげやまにほんまつこふん

日本歴史地名大系 「会下山二本松古墳」の解説

会下山二本松古墳
えげやまにほんまつこふん

[現在地名]兵庫区湊川町一〇丁目

六甲ろつこう山地の南縁、標高八六メートルの丘陵上に位置する。昭和二年(一九二七)神戸市の上水道施設建設の際に発見された。当時は直径約二〇メートルの円墳と報告されたが、同五九年改築工事に伴う調査で前方部をもつことが判明した。両調査結果からみると南西向きの前方後円墳で、全長約五三メートル、後円部径約三五メートル、高さ約四・四メートル、前方部幅約二〇メートルとなる。墳丘は二段築成で下段は地山を整形し上段盛土

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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