会遇(読み)カイグウ

デジタル大辞泉 「会遇」の意味・読み・例文・類語

かい‐ぐう〔クワイ‐〕【会遇】

[名](スル)偶然出あうこと。出くわすこと。めぐりあい。遭遇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「会遇」の意味・読み・例文・類語

かい‐ぐうクヮイ‥【会遇】

  1. 〘 名詞 〙 偶然ある物事に出会うこと。たまたまある時期にぶつかること。遭遇。
    1. [初出の実例]「会遇之美、誠有以哉」(出典:詩序集(1133頃)南北月光明詩序〈藤原惟俊〉)
    2. [その他の文献]〔史記‐孔子世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「会遇」の読み・字形・画数・意味

【会遇】かい(くわい)ぐう

めぐりあう。であい。〔南史、劉遵伝〕鷁舟(げきしう)乍(たちま)ち動き、朱鷺(しゆろ)徐(おもむ)ろに鳴く。未だ嘗(かつ)て一日として隨せず、一時として會せずんばあらず。三友とは、此れ實に其の人なり。

字通「会」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android