伝統指向型(読み)でんとうしこうがた(その他表記)tradition-directed type

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「伝統指向型」の意味・わかりやすい解説

伝統指向型
でんとうしこうがた
tradition-directed type

アメリカの社会学者 D.リースマン社会的性格の類型概念の一つ。この伝統指向型は権威への恭順と恥の恐れによって外面的に規制され,それに同調行動する人々の社会的性格をさす。この概念は内部指向型他人指向型と並ぶ性格類型であり,歴史的発展段階からいうと,人口停滞的な伝統的社会,すなわち近代以前の社会や現代の後進地域の社会にみられる。その特徴は,(1) 政治に対する主体者意識や責任感の欠如 (これをリースマンは「伝統型無関心」と呼ぶ) ,(2) 首長家長などの権威に対する恭順,(3) 所与の現実の容認,(4) 非合理的,情緒的傾向,である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む