伴東山(読み)ばん とうざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伴東山」の解説

伴東山 ばん-とうざん

1773-1834 江戸時代後期の儒者
安永2年生まれ。大菅南坡(おおすが-なんぱ)にまなぶ。文化12年(1815)近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩の藩校稽古(けいこ)館の儒官となり,藩主侍講をつとめた。天保(てんぽう)5年7月29日死去。62歳。近江出身。本姓は望月。名は徒義。字(あざな)は伯徳。通称兎毛,只七。著作に「孝経正解」「論語通解」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android