デジタル大辞泉 「低ガンマグロブリン血症」の意味・読み・例文・類語 ていガンマグロブリン‐けっしょう〔‐ケツシヤウ〕【低ガンマグロブリン血症】 免疫グロブリンGの産生量が少なく、細菌などの感染症にかかりやすくなる病気。先天性のものと、がん・ウイルス感染・免疫抑制剤投与等による続発性のものがある。→無ガンマグロブリン血症 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「低ガンマグロブリン血症」の意味・わかりやすい解説 低ガンマグロブリン血症ていガンマグロブリンけっしょうhypogammaglobulinemia 低免疫グロブリン血症ともいう。血清中の免疫グロブリンの量が著しく少い状態。体内から多量の蛋白質が失われたり,免疫グロブリンの産生が低下した場合に生じるほか,新生児では生理的にも認められる。リンパ組織が白血病その他の腫瘍などで置き換えられた場合に起る後天的なものと,遺伝的に男児に生じる先天的なものとがある。本症では細菌感染に対する抵抗力が減退する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報