低出葉(読み)テイシュツヨウ

デジタル大辞泉 「低出葉」の意味・読み・例文・類語

ていしゅつ‐よう〔‐エフ〕【低出葉】

地上茎基部に生じる葉。地表面に広がることが多い。高い位置につくられるほうなどを高出葉とよぶのに対していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「低出葉」の意味・読み・例文・類語

ていしゅつ‐よう‥エフ【低出葉】

  1. 〘 名詞 〙 地上茎の基部や地下茎に生ずる特殊な形の葉および冬芽を包む鱗片状の葉の総称。主として芽の保護をし、時に養分を貯蔵するものもある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「低出葉」の意味・わかりやすい解説

低出葉
ていしゅつよう

葉的器官一つ。冬芽の鱗片葉(りんぺんよう)、側枝最初の葉である前出葉のように、シュート苗条)の下方につくられる葉をいう。植物体の高い位置につくられる高出葉に対する用語

[原 襄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む