佐々木泰綱(読み)ささき やすつな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木泰綱」の解説

佐々木泰綱 ささき-やすつな

1213-1276 鎌倉時代武将
建保(けんぽ)元年生まれ。佐々木信綱の3男。京都の六角東洞院を宿所とし,六角氏を名のる。左衛門尉,検非違使(けびいし),壱岐守(いきのかみ)を歴任。佐々木氏の嫡流をつぎ,寛元3年近江(おうみ)守護となる。父の遺領をめぐって兄重綱にうったえられ,近江の散在所領を没収された。建治(けんじ)2年5月17日死去。64歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android