嫡流(読み)チャクリュウ

デジタル大辞泉 「嫡流」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐りゅう〔‐リウ〕【嫡流】

家督を受け伝えていく家柄正統血筋。「源氏嫡流
[類語]直系正統

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嫡流」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐りゅう‥リウ【嫡流】

  1. 〘 名詞 〙 嫡子から嫡子へと家督を伝えていく本家の血すじ。また、正統の血統。正統の流派嫡統正系。てきりゅう。
    1. [初出の実例]「此宮は本院の御弟、慈覚大師の嫡流(チャクりう)にて」(出典太平記(14C後)三〇)

てき‐りゅう‥リウ【嫡流】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「てき」は「嫡」の漢音 ) 代々嫡子(ちゃくし)によって血筋を伝えてきた正しい家系。ちゃくりゅう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「嫡流」の読み・字形・画数・意味

【嫡流】てきりゆう

正統。

字通「嫡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android