デジタル大辞泉
「佐保山」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
さお‐やまさほ‥【佐保山】
- [ 一 ] 奈良市、旧平城宮北東方の丘陵。奈良時代は墓地で、平安時代には紅葉の名所となる。
- [初出の実例]「昔こそ外(よそ)にも見しか我妹子が奥つきと思へば愛しき佐宝山(サホやま)」(出典:万葉集(8C後)三・四七四)
- [ 二 ] 謡曲。脇能物。金春流。作者未詳。藤原俊家が佐保山に登ってみると、里女姿の佐保姫が縫い目のない衣を晒(さら)しており、春日明神の神徳などを語ってから消え去るが、のち、神の姿となって現われ神代をことほぐ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 