佐保山(読み)サオヤマ

大辞林 第三版の解説

さほやま【佐保山】

奈良市北郊、京都府との境にある丘陵。古くは、奈良山とも。さほのやま。⦅歌枕⦆ 「秋霧は今朝はな立ちそ-のははそのもみぢよそにてもみむ/古今 秋下

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精選版 日本国語大辞典の解説

さお‐やま さほ‥【佐保山】

[一] 奈良市、旧平城宮北東方の丘陵。奈良時代は墓地で、平安時代には紅葉の名所となる。
※万葉(8C後)三・四七四「昔こそ(よそ)にも見しか我妹子が奥つきと思へば愛しき佐宝山(サホやま)
[二] 謡曲。脇能物。金春流。作者未詳。藤原俊家佐保山に登ってみると、里女姿の佐保姫が縫い目のない衣を晒(さら)しており、春日明神の神徳などを語ってから消え去るが、のち、神の姿となって現われ神代をことほぐ。

さほ‐やま【佐保山】

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