デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原俊家」の解説 藤原俊家 ふじわらの-としいえ 1019-1082 平安時代中期-後期の公卿(くぎょう)。寛仁(かんにん)3年生まれ。藤原頼宗の次男。母は藤原伊周(これちか)の娘。長暦(ちょうりゃく)2年(1038)参議。大蔵卿,検非違使(けびいしの)別当,民部卿などを歴任。正二位にすすみ,承暦(じょうりゃく)4年(1080)右大臣。大宮右府とよばれる。音楽にすぐれて逸話がおおい。永保2年10月2日死去。64歳。日記に「大右(だいゆう)記」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例