佐藤和三郎(読み)サトウ ワサブロウ

20世紀日本人名事典 「佐藤和三郎」の解説

佐藤 和三郎
サトウ ワサブロウ

昭和期の相場師 中央開発社長;元・合同証券社長。



生年
明治35(1902)年2月13日

没年
昭和55(1980)年8月15日

出生地
新潟県新発田市

学歴〔年〕
尋常小学校卒

経歴
大正初めに尋常小学校卒後、単身上京、16歳で証券界に入り、業者間の仲介をしながら次第に相場師として頭角をあらわす。昭和24年合同証券設立、26年いわゆる“旭硝子事件”で相場師としての名を高めた。背が低く肥満体であることから“ブーちゃん”のあだ名で親しまれ、獅子文六氏の小説大番」の主人公ギューちゃんのモデルとして有名だった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤和三郎」の解説

佐藤和三郎 さとう-わさぶろう

1902-1980 昭和時代の相場師。
明治35年2月13日生まれ。16歳で証券界にはいり,29歳で独立。昭和24年合同証券を設立し,専務のち社長。大証券会社が力をつよめるなか最後の相場師といわれた。獅子(しし)文六の小説「大番」の主人公ギューちゃんのモデル。昭和55年8月15日死去。78歳。新潟県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「佐藤和三郎」の解説

佐藤 和三郎 (さとう わさぶろう)

生年月日:1902年2月13日
昭和時代の相場師。合同証券社長
1980年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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