佐藤藤左衛門(読み)さとう とうざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤藤左衛門」の解説

佐藤藤左衛門 さとう-とうざえもん

1692-1752 江戸時代中期の植林家。
元禄(げんろく)5年生まれ。出羽(でわ)酒田(山形県)で代々酒造業をいとなむ。延享3年から庄内砂丘の出羽藤崎(山形県遊佐(ゆざ)町)に,子の藤蔵とともに苗木をうえつづけ,砂防林を育成した。藤崎の地名は藤左衛門と藤蔵の「藤」からつけられた。宝暦2年8月21日死去。61歳。名は重光

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android