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庄内砂丘 しょうないさきゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

庄内砂丘
しょうないさきゅう

山形県北西部,庄内平野の日本海岸にある砂丘。西山とも呼ばれ,南の加茂台地 (鶴岡市) から北へ鳥海山麓の遊佐町吹浦 (ふくら) にいたる約 30kmの長大な砂丘。南は幅広く約 3kmもあるが,北へいくに従って狭くなる。3列の砂丘群から成り,東側のものが最も大きい。最高点は 100m余で,砂丘としては日本有数の高さである。総面積 55.44km2で,耕地化が進み,メロンなどの果樹や花卉が栽培される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

庄内砂丘
しょうないさきゅう

山形県の日本海沿岸に延びる砂丘。庄内平野の西縁を限り、鶴岡(つるおか)市湯野浜から飽海(あくみ)郡遊佐(ゆざ)町吹浦(ふくら)まで約35キロメートルに及ぶ。最大幅約3キロメートル、面積約55平方キロメートルの日本有数の砂丘で、2~3列の砂丘列からなる。高度は中央部で64.3メートル、南端の加茂台地を被覆する部分では100メートルに達する。砂丘の形成は数千年前ごろからで、黒色砂層を挟み下部の古砂丘と上部の新砂丘が重合した構造をもつ。季節風により飛砂が激しく不毛の地であったが、近世中期以降、佐藤氏、本間氏ら富商によりクロマツなどの植林が行われ砂防林が形成され、砂丘列間の低地は地下水灌漑(かんがい)による耕地化も進み、現在はメロン、スイカ、チューリップなどの栽培が盛んである。[中川 重]
『『庄内砂防林史』(1957・秋田営林局)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の庄内砂丘の言及

【庄内平野】より

…北東部に鳥海山,南東に月山があり,東部は断層崖で出羽山地に接する。西部は日本海に臨み,延長約35km,最大幅約3kmの庄内砂丘がある。平野は南北約50km,東西は南部で16km,北部で6kmで,砂丘部を除いて約530km2の面積をもつ県内最大の平たん地である。…

※「庄内砂丘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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