佐野神社(読み)さのじんじや

日本歴史地名大系 「佐野神社」の解説

佐野神社
さのじんじや

[現在地名]山ノ内町大字佐野

祭神は健御名方命ほか五柱。当社本殿は一間社流造で、彩色された大きな宮殿細部には桃山時代の特徴を有している。重要文化財

須毛すげ下之郷佐野さの)に分家した小島氏は北田の堀之内きただのほりのうちに居館を構え諏訪社を奉祀していた。武田晴信が高梨氏の中野自落の運命を決定づけた小島修理亮らの功労に対し、天文二四年(一五五五)高梨之内河南一千五〇〇貫文を宛行い、小島内膳亮に至り中野館が与えられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 堀之内 信州 須毛

デジタル大辞泉プラス 「佐野神社」の解説

佐野神社

長野県下高井郡山ノ内町にある神社。1592年に建てられた本殿は国の重要文化財に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android