日本歴史地名大系 「佐陀神社」の解説 佐陀神社さだじんじや 鳥取県:西伯郡淀江町佐陀村佐陀神社[現在地名]淀江町佐陀上屋敷(かみやしき)に鎮座する。旧村社。古来佐陀大明神と称され、祭神は伊弉諾尊・伊弉冉尊。「伯耆志」などによれば、出雲国佐太(さだ)神社(現島根県鹿島町)を勧請して創建されたと伝え、東西二五間・南北三六間の社地に方二間の社殿があり、祭日は三月一八日、神主は尾高(おだか)村(現米子市)の内藤氏であった。なお祭神を前掲の二神ではなく、大己貴命・蛆貝比売とする説や猿田彦神とする説もあった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報