余沢(読み)ヨタク

精選版 日本国語大辞典 「余沢」の意味・読み・例文・類語

よ‐たく【余沢】

  1. 〘 名詞 〙 他人にまで及ぶ広大な恩沢。また、後の世に残る先人の恩沢。余徳。余光。おかげ。
    1. [初出の実例]「礼義に留る心のあるは先王の余沢を蒙るに依ての事也」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一)
    2. [その他の文献]〔曾鞏‐皇妣周氏焚黄文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「余沢」の読み・字形・画数・意味

【余沢】よたく

先人のおかげ。

字通「余」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む