余沢(読み)ヨタク

精選版 日本国語大辞典 「余沢」の意味・読み・例文・類語

よ‐たく【余沢】

  1. 〘 名詞 〙 他人にまで及ぶ広大な恩沢。また、後の世に残る先人の恩沢。余徳。余光。おかげ。
    1. [初出の実例]「礼義に留る心のあるは先王の余沢を蒙るに依ての事也」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一)
    2. [その他の文献]〔曾鞏‐皇妣周氏焚黄文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「余沢」の読み・字形・画数・意味

【余沢】よたく

先人のおかげ。

字通「余」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android