デジタル大辞泉 「作半」の意味・読み・例文・類語 さく‐はん【作半】 中世、荘園で領主と作人とが収穫を折半したこと。また、その田。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「作半」の意味・読み・例文・類語 さく‐はん【作半】 〘 名詞 〙① 田畑を半分だけ耕作すること。半作。[初出の実例]「タヲ sacufanni(サクハンニ)スル」(出典:日葡辞書(1603‐04))② 荘園で、領主と作人とがその収穫を半々にすること。また、その田。刈分小作(かりわけこさく)。③ 物事は、良い面と悪い面との半々からなっているということ。[初出の実例]「甘泉は渇(つ)き、貞木は切らる。これみな得の下に失有り。されば作半也」(出典:雑談集(1305)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by