佞弁(読み)ネイベン

デジタル大辞泉 「佞弁」の意味・読み・例文・類語

ねい‐べん【×佞弁/××辯】

心がねじけていて口先が巧みなこと。また、その言葉。「―をろうする」

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精選版 日本国語大辞典 「佞弁」の意味・読み・例文・類語

ねい‐べん【佞弁・佞辯】

  1. 〘 名詞 〙 心がねじけていて口先のうまいこと。また、表向きだけをきれいにかざった弁舌
    1. [初出の実例]「額を席薦(たたみ)に鑿埋(ほりうづ)めて、哀しみ告る佞辯邪計を、憎しと思へど」(出典読本南総里見八犬伝(1814‐42)七)
    2. [その他の文献]〔潘尼‐乗輿箴〕

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普及版 字通 「佞弁」の読み・字形・画数・意味

【佞弁】ねいべん

おべっか。〔後漢書、楊賜伝〕辟(べんぺき)の性、佞辯の心を以て、各を受け、紳(しんしん)の徒をして、(けんぽ)(民間)に委伏せしむ。

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