侈靡(読み)しび

精選版 日本国語大辞典 「侈靡」の意味・読み・例文・類語

し‐び【侈靡】

  1. 〘 名詞 〙 ぜいたくで派手なこと。驕奢(きょうしゃ)奢侈
    1. [初出の実例]「衣服飲食之奢、賓主饗宴之費。日以侈靡。無紀極」(出典本朝文粋(1060頃)二・意見十二箇条〈三善清行〉)
    2. 「貯蓄は節倹に因る、此外別に名策無きを知り自然に侈靡の風を減じて」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉三)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐楚策・頃襄王〕

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普及版 字通 「侈靡」の読み・字形・画数・意味

【侈靡】しび

身分にすぎたおごり。〔漢書、地理志下〕列侯貴人、車僭上す。衆庶放效し、相ひばざるを羞づ。嫁取は尤も侈靡を崇(たつと)ぶ。

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