侍妾(読み)ジショウ

デジタル大辞泉 「侍妾」の意味・読み・例文・類語

じ‐しょう〔‐セフ〕【侍×妾】

身分の高い人のそばにいて、その身の回り世話をする女性。そばめ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「侍妾」の意味・読み・例文・類語

じ‐しょう‥セフ【侍妾】

  1. 〘 名詞 〙 貴人などのそばにいてその身の回りの世話をする者。こしもと。そばめ。
    1. [初出の実例]「侍妾 シセウ テカケ」(出典:広益熟字典(1874)〈湯浅忠良〉)
    2. [その他の文献]〔孟子‐尽心・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「侍妾」の読み・字形・画数・意味

【侍妾】じしよう

側室

字通「侍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の侍妾の言及

【家】より

… 武家の家は大名などになるときわめて複雑であった。参勤交代制のために,大名がその正妻や嫡子と住むのは江戸在府の間だけで,そこにも侍妾やその生んだ子がいた。また在国中はそこに侍妾がいるのが普通であった。…

※「侍妾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android