侘び茶(読み)ワビチャ

デジタル大辞泉 「侘び茶」の意味・読み・例文・類語

わび‐ちゃ【×侘び茶】

茶の湯の一。道具調度豪奢ごうしゃを排して、簡素静寂な境地を重んじたもの。村田珠光が始め、武野紹鴎たけのじょうおうを経て千利休大成

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

旺文社日本史事典 三訂版 「侘び茶」の解説

侘び茶
わびちゃ

わび・さび理念に徹した茶の湯
闘茶一式の茶の湯を改革し,禅の思想をとり入れた。村田珠光に始まり,武野紹鷗 (じようおう) を経て,千利休によって大成。後世の茶の湯は遊芸趣味要素が強い。

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