精選版 日本国語大辞典 「侘茶湯」の意味・読み・例文・類語 わび‐ちゃのゆ【侘茶湯】 〘 名詞 〙 東山時代に流行した書院飾を中心とする書院の茶の湯に対し、村田珠光以後に流行した、わびの境地を重んずる茶の湯のこと。千利休が強調し、完成したといわれる。また一般に、質素閑寂な茶会の意にも用いる。侘茶(わびちゃ)。[初出の実例]「佗茶湯のすたるべきもとゐ也」(出典:南方録(17C後)棚) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例