侘茶湯(読み)わびちゃのゆ

精選版 日本国語大辞典 「侘茶湯」の意味・読み・例文・類語

わび‐ちゃのゆ【侘茶湯】

  1. 〘 名詞 〙 東山時代に流行した書院飾中心とする書院茶の湯に対し、村田珠光以後に流行した、わびの境地を重んずる茶の湯のこと。千利休が強調し、完成したといわれる。また一般に、質素閑寂な茶会の意にも用いる。侘茶(わびちゃ)
    1. [初出の実例]「佗茶湯のすたるべきもとゐ也」(出典:南方録(17C後)棚)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む