精選版 日本国語大辞典 「俄評定」の意味・読み・例文・類語 にわか‐ひょうじょうにはかヒャウヂャウ【俄評定】 〘 名詞 〙 江戸幕府の裁判の一形式。寺社・町・勘定の三奉行に、大目付・目付の二者が立ち会った裁判のこと。式日・立合の定期の裁判日に関係なく、老中の命令があり次第、臨時に行なわれるもので、重い身分の者の犯罪や、国家の大事に関する事件が取り扱われた。ごてがかり。〔職掌録(18C中‐後)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例