俄評定(読み)にわかひょうじょう

精選版 日本国語大辞典 「俄評定」の意味・読み・例文・類語

にわか‐ひょうじょうにはかヒャウヂャウ【俄評定】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府裁判の一形式。寺社・町・勘定三奉行に、大目付目付の二者が立ち会った裁判のこと。式日・立合の定期の裁判日に関係なく、老中命令があり次第臨時に行なわれるもので、重い身分の者の犯罪や、国家の大事に関する事件が取り扱われた。ごてがかり。〔職掌録(18C中‐後)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む