俊証(読み)しゅんしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「俊証」の解説

俊証 しゅんしょう

1106-1192 平安後期-鎌倉時代の僧。
嘉承(かじょう)元年生まれ。真言宗保延(ほうえん)3年東寺の定額(じょうがく)僧となる。のち仁和寺(にんなじ)心蓮院の世毫に灌頂(かんじょう)をうけ,同院にはいる。文治元年(1185)東寺長者法務となり,5年東大寺別当をかねる。建久元年僧正。建久3年3月17日死去。87歳。通称は大輔僧正,心蓮院僧正。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android