保坂村(読み)ほさかむら

日本歴史地名大系 「保坂村」の解説

保坂村
ほさかむら

[現在地名]白根市保坂

なかくち川右岸に立地し、鰺潟あじがた村の北にある。寛永一〇年(一六三三)頃、信州入山いりやま(現長野市)の保坂小左衛門が弟某とともに開発したといい、のち入山氏を称したと伝える。正保国絵図には三三石余とあり新発田藩領。


保坂村
ほうざかむら

[現在地名]今津町保坂

追分おいわけ村北西の山中にあり、九里半くりはん街道から朽木くつき(現朽木村)へ至る道が分岐する。往古より若狭国境の保坂関が置かれたことで知られる。寛永石高帳に高八二石余とあり、旗本朽木(本家)領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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