信太の森(読み)シノダノモリ

デジタル大辞泉 「信太の森」の意味・読み・例文・類語

しのだ‐の‐もり【信太の森】

大阪府和泉市の信太山にある森。くずの葉稲荷があり、信太の狐の伝説地。[歌枕
「時鳥いまや都へいづみなる―の明け方の声」〈新後拾遺・夏〉

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精選版 日本国語大辞典 「信太の森」の意味・読み・例文・類語

しのだ【信太】 の 森(もり)

  1. 大阪府和泉市、信太山の森。葛(くず)名所で、安倍保名とちぎった信太森白狐、葛の葉の伝説で知られる。
    1. [初出の実例]「和泉なるしのたのもりの葛の葉のちぢにわかれてものをこそ思へ」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)二)

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