デジタル大辞泉 「信太山」の意味・読み・例文・類語 しのだ‐やま【信太山】 大阪府南西部、和泉いずみ市東部にある丘陵。標高50~80メートルの台地状の丘。北西麓にある葛くずの葉稲荷いなりは信太妻伝説で知られ、神狐がまつられている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「信太山」の意味・わかりやすい解説 信太山しのだやま 大阪府南西部、和泉市(いずみし)にある洪積台地。標高50~80メートル。台地上のかなりの部分は第二次世界大戦前は陸軍演習場、戦後は自衛隊演習地で、北部は住宅団地に開発された。台地の西を通る古道熊野街道に近い台地上の聖神社(ひじりじんじゃ)は中世からの信太(しのだ)明神で、熊野権現(ごんげん)の遙拝(ようはい)所であった。台地の西麓(せいろく)にある葛葉稲荷(くずのはいなり)は信太の森伝説で知られる神狐(しんこ)を祀(まつ)る。[前田 昇][参照項目] | 信田妻 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「信太山」の意味・わかりやすい解説 信太山しのだやま 大阪府和泉市北部の台地。標高約 50~80mの洪積台地で,古墳が多く,信太の千塚と呼ばれる。うち黄金塚 (こがねづか) は,魏の景初3 (239) 年銘の青銅鏡の出土墳として有名。第2次世界大戦前は旧陸軍演習場であったが,戦後は陸上自衛隊駐屯地となり,一部には老人ホーム,青少年野外活動センターなどが設けられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by