信臣(読み)しんしん

精選版 日本国語大辞典 「信臣」の意味・読み・例文・類語

しん‐しん【信臣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 信頼する臣。信頼できる家来
    1. [初出の実例]「信臣精卒のすくったる武者が、ここはの物きれを以てあれば」(出典:史記抄(1477)五)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐宣公一五年〕
  3. 信使として遣わされた臣下。〔韓非子‐十過〕

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普及版 字通 「信臣」の読み・字形・画数・意味

【信臣】しんしん

忠信の臣。〔左伝、宣十五年〕臣の君に許せるは、以て命をさんとてなり。死して命をすは、臣の祿なり。寡君、信臣り。下臣考(な)すことを(え)ば、死すとも、何をか求めんと。楚子之れを舍(ゆる)して以て歸らしむ。

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