修理免村(読み)しゆうりめんむら

日本歴史地名大系 「修理免村」の解説

修理免村
しゆうりめんむら

[現在地名]大社町修理免

杵築宮内きづきみやうち村・市場いちば村の東に位置し、村内をほり川が流れる。江戸時代は杵築大社(出雲大社)領。中世矢野やの村と称され、近世の郷帳類などには杵築矢野村とみえる。建武二年(一三三五)一二月三日の尼覚日譲状(北島家文書)に、杵築の境の一つとして「やのゝむら」とみえる。慶長拾四年御造営図には、菱根ひしね池から流下する堀川が描かれ、池の北西に矢野村の集落がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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