1890年(明治23)公布された曹洞(そうとう)宗の教書。1巻。詳しくは『曹洞教会修証義』。大内青巒(せいらん)を中心とする曹洞宗扶宗会において、在家化導(ざいけけどう)書として編纂(へんさん)された『洞上在家修証義』をもととして、永平寺の滝谷琢宗(たきやたくしゅう)と総持寺の畔上楳仙(あぜがみばいせん)が訂正修補したものである。道元の『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』中より語句を選び、時代に適応させるべく、全体を総序、懺悔滅罪(さんげめつざい)、受戒入位(じゅかいにゅうい)、発願利生(ほつがんりしょう)、行持(ぎょうじ)報恩の5章31節に分けたもので、曹洞宗の宗意安心書として、また教化伝道書として広く行われている。
[鏡島元隆]
『水野弘元著『修証義の仏教』(1968・春秋社)』
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...