借家請状(読み)シャクヤウケジョウ

デジタル大辞泉 「借家請状」の意味・読み・例文・類語

しゃくや‐うけじょう〔‐うけジヤウ〕【借家請状】

江戸時代、家を借りるとき、借家人保証人が連判して家主に提出する証文身元や支払い能力などについて保証したもの。店請状たなうけじょう

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精選版 日本国語大辞典 「借家請状」の意味・読み・例文・類語

しゃくや‐うけじょう‥うけジャウ【借家請状】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、家屋貸借に際し、請人すなわち保証人が、借家人と連判して家主にさし出す証文。借家人が仏寺檀那であることを証明し、家賃支払、家明渡しなどを保証する文書。店請状(たなうけじょう)
    1. [初出の実例]「借(シャク)屋請状之事、室町菱屋長左衛門殿借屋に居申され候藤市と申人、慥に千貫目御座候」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)二)

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