デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倫祐」の解説 倫祐(初代) ともすけ ?-? 織豊-江戸時代前期の刀工。陸奥(むつ)国分(宮城県)若林の人。駿河(するが)(静岡県)島田の五条義助(よしすけ)の門人。ついで陸奥会津(あいづ)(福島県)の長俊の伝をうけ,倫祐を名のる。慶長元年(1596)蒲生(がもう)家の刀匠となった。姓は余目(あまるめ)。初名は倫助。通称は清右衛門。法名は遊慶。 倫祐(2代) ともすけ ?-1655? 江戸時代前期の刀工。初代倫祐の子。江戸で飛田安定(やすさだ)の門人となり,名を安倫(やすとも)とあらためる。のち郷里の陸奥(むつ)仙台にすみ,刀匠余目(あまるめ)家の初代となった。明暦元年?死去。通称は五左衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by