日本歴史地名大系 「余目」の解説
余目
あまるめ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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山形県北西部、東田川郡にあった旧町名(余目町(まち))。現在は庄内(しょうない)町の北部を占める地域。旧余目町は、1918年(大正7)町制施行。1954年(昭和29)大和(やまと)、常万(じょうまん)、十六合(いざあい)、栄、八栄里(やえさと)の5村と合併。2005年(平成17)立川町(たちかわまち)と合併して庄内町となった。地名は郷里制に由来する余戸(あまるべ)(部)による。最上(もがみ)家領有期の1612年(慶長17)北楯大学(きただてだいがく)の開削した北楯大堰(おおぜき)によって、最上川左岸一帯は5000ヘクタールに及ぶ開田や多くの新村が成立した。水田率が100%近い米作単作地帯で、養豚や花卉(かき)栽培も行われる。中心の余目はJR羽越本線と陸羽西線の分岐点で、庄内町役場の所在地でもある。かつては庄内米の積出し地として栄え、庄内中部の商工業の小中心地。国道47号が通じる。余目油田があり、天然ガスの利用も盛んである。正月、千河原八幡(ちがわらはちまん)の「やや祭」がある。
[中川 重]
『『余目町誌年表』(1969・余目町)』▽『『余目町史』上下(1985~1990・余目町)』
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