倶知安町(読み)クッチャンチョウ

デジタル大辞泉 「倶知安町」の意味・読み・例文・類語

くっちゃん‐ちょう〔‐チヤウ〕【倶知安町】

倶知安

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「倶知安町」の意味・わかりやすい解説

倶知安〔町〕
くっちゃん

北海道西部にある町。洞爺湖北方に位置する。後志総合振興局所在地。1916年町制。地名アイヌ語クチャウンナイ(木の枝でつくった狩人小屋のある沢の意)に由来。1892年開拓が始まり,1904年北海道鉄道(現 JR函館本線)開通,1910年後志支庁所在地となり,後志中部農業地域の中心地として発展。主産業はジャガイモなどの畑地農業と米作畜産羊蹄山ニセコ連峰の登山基地で,比羅夫温泉(ひらふおんせん),山田温泉や,ニセコ国際ひらふスキー場,ニセコワイススキー場がある。羊蹄山北麓は支笏洞爺国立公園に,ニセコアンヌプリ東麓はニセコ積丹小樽海岸国定公園に属する。JR函館本線,国道5号線が通る。面積 261.34km2。人口 1万5129(2020)。

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