債務国(読み)さいむこく(英語表記)debtor country

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

債務国
さいむこく
debtor country

対外債権と対外債務のバランスが債務超過になっている国。経常収支赤字が債権の減少または債務の増加となる。アメリカは 1975年には 1411億ドルもの対外債権を保有していたが,その後経常収支の赤字が続いたため,85年には債務国に転落し,88年以降は 5000億ドルを超える債務を持つに至った。また,中南米諸国の累積債務国も経済規模と比較して多くの対外債務を抱えており,その処理が世界的な金融問題となっている。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さいむ‐こく【債務国】

〘名〙 外国債、償金等の負債により、他国に金銭を支払うべき義務をもつ国。〔投機市場論(1926)〕

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世界大百科事典内の債務国の言及

【国際資本移動】より

…そのようにして計算した両者の差が対外純資産(負債)である。対外総資産が対外総負債を上回ればその国を債権国と呼び,下回れば債務国と呼ぶ。20世紀初頭のアメリカのように,資本輸出国でありながら,対外純資産残高でみれば債務国であったということもありうる。…

※「債務国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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