僻陋(読み)へきろう

精選版 日本国語大辞典 「僻陋」の意味・読み・例文・類語

へき‐ろう【僻陋】

〘名〙 都を遠く離れた僻地で、風俗などの卑しいこと。いなかびていること。
※匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉暁窓追録「僻陋の巷街には時に強暴剽竊の患あるを不免」 〔戦国策‐斉策一〕

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普及版 字通 「僻陋」の読み・字形・画数・意味

【僻陋】へきろう

辺地で卑俗。〔子、王覇〕僻陋の國に在りと雖も、威、天下を動かす。五伯是れなり。

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