儒雅(読み)じゅが

精選版 日本国語大辞典 「儒雅」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐が【儒雅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 儒教の正しい道理。
    1. [初出の実例]「礼楽儒雅之林。靡然向風」(出典本朝文粋(1060頃)六・申弁官左右衛門権佐大学頭等状〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔魏志‐李典伝〕
  3. 儒家の流れで、文の道にすぐれていること。また、その家柄、人。立派な儒者
    1. [初出の実例]「雲間日下之綺麗、儒雅生徒之簡裁」(出典:詩序集(1133頃)葉飛水上紅詩序〈惟宗孝貞〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐公孫弘伝賛〕

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普及版 字通 「儒雅」の読み・字形・画数・意味

【儒雅】じゆが

儒家の教養があって文雅。また、その人。漢・孔安国〔尚書の序〕興し、學を開設し、旁(あまね)く儒を求め、以て大(たいいう)を闡(ひら)く。

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