充塞(読み)ジュウソク

デジタル大辞泉 「充塞」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐そく【充塞】

[名](スル)満ちふさがること。いっぱいになって余地がなくなること。

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精選版 日本国語大辞典 「充塞」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐そく【充塞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある場所にものが一杯になること。
    1. [初出の実例]「充塞(シウそく)盈満して悲渧苦悩」(出典私聚百因縁集(1257)一)
    2. 「太虚に充塞(ジウソク)し、六合を包羅し」(出典:翁問答(1650)上)
    3. [その他の文献]〔白虎通‐封禅〕
  3. ものを一杯に入れて、他のものがはいれないようにすること。〔孟子‐滕文公・下〕

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普及版 字通 「充塞」の読み・字形・画数・意味

【充塞】じゆうそく

いっぱいにふさぐ。〔孟子、文公下〕民を誣(し)ひ、仁義を充塞す。仁義充塞せば、則ち獸をゐて人をらはしめん。人將(まさ)に相ひらはんとす。吾(われ)此れが爲に懼(おそ)る。

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