先君(読み)センクン

デジタル大辞泉 「先君」の意味・読み・例文・類語

せん‐くん【先君】

先代主君
死亡した父親祖先を敬っていう語。先考。

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精選版 日本国語大辞典 「先君」の意味・読み・例文・類語

せん‐くん【先君】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 前の主君。先代の主君。先公
    1. [初出の実例]「義村聞此事、不先君恩化之間、落涙数行更不言語」(出典吾妻鏡‐承久元年(1219)正月二七日)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐隠公三年〕
  3. すでに死去した自分および他人の父や、祖先をうやまっていう語。先考。先君子。先公。
    1. [初出の実例]「家門認得弊箕裘、最喜先君任此州」(出典:菅家文草(900頃)二・喜被遙兼賀員外刺史)
    2. 「今は故人となられたが主人の先君抔は」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八)
    3. [その他の文献]〔詩経‐邶風・燕燕〕

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普及版 字通 「先君」の読み・字形・画数・意味

【先君】せんくん

先帝

字通「先」の項目を見る

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