光学兵器(読み)コウガクヘイキ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

光学兵器
こうがくへいき
optical weapon

兵器として使われる光学機器。望遠鏡、双眼鏡、潜望鏡、測遠器、照準器、探照灯、照空灯、カメラなどがそれにあたる。近年では電子技術を応用した電子光学システムElectro-Optical Systemが多用されている。おもなEOシステムには、微弱な可視光線あるいは近赤外線を増幅し、目の前に投影する光増幅式暗視装置、赤外線を可視光線に変えて投影する熱線暗視装置、高感度のテレビカメラである低光量テレビLow-Light-Level Television(LLLTV)などがある。携帯用、車載用、航空機搭載用など各種があり、爆弾やミサイルの照準や誘導にも応用されている。EO技術の発達で暗夜でも昼間と同じような戦闘が行えるので、昼間に攻撃や進軍して夜は休むという昔のような戦争のやり方は通用しなくなっている。

[大谷内一夫・野木恵一]

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精選版 日本国語大辞典の解説

こうがく‐へいき クヮウガク‥【光学兵器】

〘名〙 光学的な原理を用いて、兵器として利用される機材。照準装置、測距具、潜望鏡など。〔現代術語辞典(1931)〕

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