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潜望鏡 せんぼうきょう periscope

翻訳|periscope

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

潜望鏡
せんぼうきょう
periscope

潜水中の潜水艦などから,筒先だけを水面上に出して,海上の様子を見る装置。筒の両端にあるプリズムレンズを組合せた長筒形の反射望遠鏡で,船体から垂直に突き出し,垂直軸のまわりを回転して,水平方向の全周外景を見ることができる。

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デジタル大辞泉の解説

せんぼう‐きょう〔センバウキヤウ〕【潜望鏡】

潜水艦・戦車などで、密閉された内部から外部の状況を偵察するためなどに使われる、2個の直角プリズムとレンズとを組み合わせた反射望遠鏡ペリスコープ

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百科事典マイペディアの解説

潜望鏡【せんぼうきょう】

ペリスコープともいう。潜行中の潜水艦から海面上に出して外況を見るための光学兵器で,一種の望遠鏡。長さ10〜20m,両端に全反射プリズムがあり,垂直軸のまわりに回転させることによって水平方向全周を見ることができる。

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世界大百科事典 第2版の解説

せんぼうきょう【潜望鏡 periscope】

ペリスコープともいう。潜水艦が潜航中に海面上の偵察に使用する光学兵器。上下に直角プリズムをつけ,数個のレンズを組み合わせた長円筒形の昇降式反射望遠鏡で,先端を海面上に出し,旋回することにより周囲の状況を見ることができる。倍率は可変で,テレビ,写真撮影装置,暗視装置,測距装置などを内蔵する。同じ原理を応用したものが,戦車用,原子炉監視用など,多方面で使用されている。【北島 郁夫】

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大辞林 第三版の解説

せんぼうきょう【潜望鏡】

潜航中の潜水艦が、海上の様子を見るために用いる、プリズムとレンズを組み合わせた反射式望遠鏡。ペリスコープ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

潜望鏡
せんぼうきょう
periscope

望遠鏡の一種で、下層から上層の状況を観測する光学装置第二次世界大戦中、レーダーソナーが発達するまで潜水艦のもっとも重要な索敵兵器であり、航海兵器としても使われ、潜航中の艦内から海面にその先端を出し外界を観測し、また攻撃のための照準器としても用いられる。このときの潜航深度を潜望鏡深度という。不感性ニッケル鋼製や不銹(ふしゅう)鋼製の細長い円筒(外筒)の上・下部に直角プリズム、筒内に数個のレンズがあり、筒の旋回で海上全周の、上部プリズムの俯仰(ふぎょう)回転で上空の視界が得られ、倍率は可変で、高さは小型艇用の3.5メートルから大型艦用の十数メートルまである。昇降は、大戦までの艦は電動式または油圧伸長筒式を用いたが、今日は油圧ピストン方式である。現在の潜水艦では普通、ソナー探信で攻撃するが、潜望鏡は航海、偵察などに依然重用され、おおむね同一光学系のものを常用・補用の2本装備している。捜索用・襲撃用または昼間用・夜間用の2種装備のものもあり、レーダー、電波探知装置、レーザー測距儀、赤外線画像装置、低照度テレビ、人工水平六分儀などを組み込み、複合センサー化している。近年の潜水艦では、先端にデジタルハイビジョンテレビカメラなどを装備し、船体内殻を貫通せず、その上方のセール内に納める「非貫通型潜望鏡」が併設されるようになった。瞬時に海上全周を監視、捜索、撮影し、取得電子映像情報を光ケーブルで艦内のディスプレイ装置に伝達、表示する方式のもので、潜水艦内での正確な状況把握、船体内配置、被探知防止などの面で利点がある。海上自衛隊の潜水艦では「そうりゅう」級(2009年完成)が初採用している。潜水艦用以外のものとして、陸軍での野戦観測用(可搬式)、要塞(ようさい)用(固定式)、戦闘車両用などがある。[阿部安雄]

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