光村弥兵衛(読み)みつむら やへえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「光村弥兵衛」の解説

光村弥兵衛 みつむら-やへえ

1827-1891 幕末-明治時代の実業家
文政10年生まれ。横浜で外国船員相手に小商いをはじめ,慶応3年開港直前の神戸移転同郷伊藤博文,井上馨の引き立てで官営事業をうけおい,明治2年廻船問屋長門屋を設立し,西日本の海運業界を支配して東の岩崎弥太郎とならび称された。子に光村利藻(としも)。明治24年2月20日死去。65歳。周防(すおう)(山口県)出身本姓水木

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例