児山紀成(読み)こやま のりしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「児山紀成」の解説

児山紀成 こやま-のりしげ

1777-1840 江戸時代後期の武士,歌人
安永6年生まれ。幕臣。文化5年蝦夷地(えぞち)御用掛の夏目長左衛門にしたがって択捉(えとろふ)島にわたる。香川景樹(かげき)にまなび,桂門十哲のひとりにあげられ,江戸に桂園派をひろめた。天保(てんぽう)11年4月27日死去。64歳。伊勢(いせ)(三重県)出身。本姓早川通称は勇,勝之進。号は愛松軒。著作に「蝦夷日記」,歌集に「影前百首」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android