20世紀日本人名事典 「入江為守」の解説 入江 為守イリエ タメモリ 明治〜昭和期の歌人 東宮侍従長;御歌所所長;皇太后宮大夫。 生年慶応4年4月2日(1868年) 没年昭和11(1936)年3月19日 出生地京都 別名幼名=太美麻呂 経歴京都の冷泉家の三男に生まれる。明治7年入江為福の養子となり為守と改名。30年貴族院議員になる。大正3年から昭和元年12月まで、東宮侍従長として皇太子だった昭和天皇に仕える。絵、和歌、書道にもすぐれ、御歌所の所長も兼任した。「明治天王御集」「昭憲皇太后御集」の編さん部長を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「入江為守」の解説 入江為守 いりえ-ためもり 1868-1936 明治-昭和時代前期の官僚,歌人。慶応4年4月20日生まれ。冷泉為理(れいぜい-ためすけ)の3男。入江相政(すけまさ)の父。明治30年貴族院議員。のち東宮侍従長,侍従次長をへて昭和2年皇太后宮大夫。この間大正4年から御歌所所長をかね,「明治天皇御集」「昭憲皇太后御集」編集事業を完成させた。昭和11年3月19日死去。69歳。京都出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by