揚浜と並ぶ塩田の一種で,満潮時に海水を引き入れるように工夫した浜。ここで水分を蒸発させて塩分の付着した砂をえ,この砂からつくった濃厚な塩水を釜で煮ると塩ができる。干満の差が大きく,波の静かな瀬戸内地方で行われ,近世塩田の中心となり,全国に塩を供給した。近代に入り新たな製塩技術が導入されると姿を消した。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…ただし(17)も通常流下式塩田という。塩田は基本的には揚浜系と入浜系に分けられる。揚浜とは満潮位より高位の地盤に海水をくみ揚げて操作する様式,入浜とは干満中間位に地盤を造成し,満潮を塩田内の海水プールに引き入れて操作する様式のものである。…
※「入浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...