ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「入野県立自然公園」の意味・わかりやすい解説 入野県立自然公園いりのけんりつしぜんこうえん 高知県南西部,黒潮町南部の海岸にある自然公園。面積 0.90km2。 1956年指定。吹上川と蛎瀬川の河口の間に砂浜海岸,砂丘,国有林のクロマツ林が広がる。延長約 4kmの松原は入野松原 (国の名勝) として知られる。天正年間 (1573~92) に長宗我部元親の家臣である中村城代の谷忠兵衛が植林した,防風,防砂,防潮の役割を兼ねる保安林。海岸にはキャンプ場が設けられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by