ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黒潮町」の意味・わかりやすい解説 黒潮〔町〕くろしお 高知県南西部,土佐湾に面する町。 2006年大方町と佐賀町が合体。沖合いを流れる黒潮が町名の由来。大部分が山地で,農業と沿岸漁業が中心。北部の丘陵地帯ではシメジやエノキを産し,南部では米作,果樹の施設園芸が行なわれ,花卉や葉タバコも栽培する。特に海岸部のラッキョウは有名。古くからカツオの一本釣りが盛んで,佐賀港を中心としたカツオの漁獲量は全国有数。ブリの大敷網漁業も行なわれる。また沖合いではホエール・ウォッチングが楽しめる。吹上川と蛎瀬川の河口間には国の名勝である入野松原が広がり,海岸沿いのクロマツの国有林,砂丘とともに入野県立自然公園に属する。湾岸を土佐くろしお鉄道中村線と国道 56号線が併走する。面積 188.46km2。人口 1万262(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「黒潮町」の解説 黒潮町くろしおちよう 2006年3月20日:幡多郡佐賀町・大方町が合併⇒【佐賀町】高知県:幡多郡⇒【大方町】高知県:幡多郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by